中村社会保険労務士事務所

気分はジェットコースター(双極性障害)

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気分はジェットコースター(双極性障害)

気分はジェットコースター(双極性障害)

2025/08/02

こんにちは、東京都北区で障害年金の相談・請求に特化した事務所を運営する

 

中村健司です。

 

この暑さ(‘◇’)ゞで、バテ気味ですが、まだまだ暑さは続きそうなので体調不良には

お気を付けください。

 

さて…私事ですが、昨日、年金事務所に障害年金の裁定請求書を提出してまいりました。

依頼を受けてから、6カ月目でようやく提出となり「ホット(^_-)-☆」したのと同時に

全身虚脱状態に陥り…昨夜はぐっすり眠ってしまいました。

 

改めて「障害年金の裁定請求は大変!!」と痛感した次第であります。

 

さて、話は変わりますが本日は双極性障害(躁うつ病)についてまとめておきます。

今回で、精神に関するブウログは終了し、次回からは他の障害に関する情報を提供

したいと思っております。

 

【双極性(躁うつ病)とは?!】

双極性障害は気分が高まったり落ち込んだり、躁状態とうつ状態を繰り返す精神障害となります。双極性障害は、躁うつ病とも呼ばれています。激しい躁状態とうつ状態のある双極I型と、軽い躁的な状態(軽躁状態)とうつ状態のある双極Ⅱ型があります。
躁状態では、気分が高ぶって誰かれかまわず話しかけたり、まったく眠らずに動き回ったりと、活動的になります。極端な場合には、ギャンブルに全財産をつぎ込んだり、高額のローンを組んで買い物をしたり、上司と大ゲンカして辞表を叩きつけたりするような社会的信用や財産、職を失ったりする激しい状態になることもあります。一方、いつもよりも妙に活動的で周りの人から「何だかあの人らしくない」「元気すぎる」と思われるような軽い状態は、軽躁状態と呼ばれます。
一方、うつ状態では、理由もなくイライラして怒りっぽくなったり、眠れなくなったり

やる気が起きない等、そう状態と鬱状態が交代に現れ、精神的にはジェットコースター

に乗った状態となります。

【事例研究】

 ① 年齢/性別:30代男性

 

 ② 傷病名:双極性障害(躁うつ病)

 

 ③ 障害年金請求までの経緯

→大学卒業後、テレビ・ラジオ等の番組制作会社に就職。不規則な勤務・長時間労

 働が続き精神的に変調をきたす。

 気分が乗っているときは、仕事で徹夜が何日続いてもOK、金遣いも荒くなり

 給料が支給されると、3日で使いきってしまう等の行動がみられた。

 気分が落ち込むと、眠れない・朝は体がだるく起きられない、出社しても

 倦怠感で一日中何もしないで過ごす。酷いときは何日も無断欠勤をする等

 して、会社を解雇される。

 親が心配して精神科を受診、双極性障害(躁うつ病)と診断される。

 

 ④ 障害年金の請求

→病院の紹介により依頼を受ける。初診日要件・保険料納付要件は特に問題なく

障害厚生年金を請求する。

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 ⑤ 請求結果

→障害厚生年金2級決定(障害認定日請求により…)

 

 ⑥ 請求を終えて…

→ご本人は躁状態と鬱状態が交互に現れ精神的には大変つらいと思います。

障害年金の請求に必要な資料を作成するため、ご本人と面談や電話でお話

するときも、その傾向が顕著に現れる時がありました。

例えば…

そう状態の時:多弁になり不必要な話までする。自分は精神障害ではない等

       障害を否定する言動が多い。

鬱状態の時:こちらからの、問いかけには何日も応対しない(この場合は相手から

      連絡があるまで待つしかありません。)

 

いかがでしたでしょうか?今回は双極性障害についてまとめてみました。

次回は心臓の疾患についてまとめてみたいと思っております。

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